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港区を歩く 田町

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田町

キャピタルマークタワー

■芝浦の歴史

今日は三田駅から足を伸ばし、田町駅の芝浦口を出て芝浦周辺を散歩します。芝浦は比較的新しい土地で、江戸時代は干潟であり漁業が盛んであった。明治時代後半より本格的な埋め立てが始まり、現在に至る。芝浦の地名は文字通り隣接する「芝」の「浦」を意味し、芝一帯の海を指す言葉でもあった。芝浦では、いわゆる江戸前の活きのいい魚が獲れる漁場で、「芝肴」と呼ばれていた。特に「芝海老」は芝浦の名産として有名であった。時代が明治になるとこの街にも文明開化の波が押し寄せ、漁場の街から徐々に花街へと変わっていった。月見の名所として風光明媚であったことに加え、土地の将来性に着目した人たちが少しずつ料亭や温泉旅館を開業していったという。それに伴い芸妓の数も増え、芝浦はおおいに繁栄した。時は流れ、現在の芝浦は港湾の工場や住宅街、高層ビルが建ち並ぶオフィス街などの様々な顔を持っている。街中に運河が張り巡らしており、潮の香漂う開放感のある街並みだ。

芝浦アイランド グローヴタワー

■芝浦アイランド

芝浦4丁目の一帯に大規模な再開発地区として知られる「芝浦アイランド」がある。芝浦アイランドの中核は「芝浦4丁目の芝浦アイランドグローヴタワー」「芝浦4丁目の芝浦アイランドケープタワー」「芝浦アイランドブルームタワー」「芝浦アイランドエアタワー」の4棟の超高層タワーマンション。どの棟も1000戸前後の圧倒的な規模を誇り、共有施設が充実しており周辺環境も綺麗に整備されている都内屈指の豪華タワーマンションである。もともとこの土地は工場、操車場、車庫などがあった広大な敷地を開発したもので島の中心にある水道局ポンプ場にその名残が見える。芝浦アイランドの他にも同じく芝浦4丁目に超高層タワーマンション「芝浦4丁目のキャピタルマークタワー」などの高層タワーが次々に建設され街の景色が移り変わっている。芝浦2丁目エリアには、田町駅の賃貸物件は、高層タワーマンションが豊富にあります。

芝浦アイランドケープタワー

■レインボーブリッジ

この地区の名所として絶大な知名度を誇るのが、芝浦と台場を結ぶ「レインボーブリッジ」。平成5年の夏に開通した橋で、吊橋部は上層が首都高速、下層部が臨海道路とゆりかもめになっており交通の重要な役割を担っている。その美しい外観と海辺のロケーションはドライブコースとして、また日没後はライトアップされ夜景スポットとしても大人気である。レインボーブリッジ内には歩道の「レインボープロムナード」があり、徒歩でも通行可能となっている。片道約30分、海に浮かぶ客船や臨海副都心の夜景を眺めることができる穴場の散策スポットである。

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